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所長の税務相談室九回目(中小企業におけるリスクマネジメントについて)

(社長)
 先生、当社も最近の経済状況と同様の経営環境の急速な変化の中で資本を投下して事業を営んでおります。常に様々なリスクの中で戦っていますがリスクをマネージメントする方法があると今回聞きました。それはどのような方法でしょうか?
(所長)
 社長、損失のリスクの発見及びその把握には、会社の活動を細分化しフローチャートの図表を作成し、その分析により損失発生のリスクの可能性を探らなければなりません。それには毎月作成している自社及び比較可能な他社の過去の財務データや損失の記録からリスクを評価して対処します。

(社長)
 先生、リスクの評価とはどのようなものでしょうか?
 
(所長)
 社長、リスクの評価とは他社のデータ等を用いてリスクの発生及び損失の頻度はどの位か、さらに予想損失を理論的推計で評価を行います。そして、自社における過去の損失事例から発生した金額を統計し、財務的影響の度合いを確認し、目標と予測の差を補足します。以上の中から損失の発生頻度と発生額から個々に優先順位を考えることです。
  
(社長)
 先生、リスクの対処方法にはどのようなものがありますか?
  
(所長)
 社長、リスクの対処方法として事前に事故発生の可能性と発生規模を最小限にするために回避、防止、軽減、分散等の、策を講じなければなりません。事後の対策としては危機管理を再構築し、自己資金や外部資金の調達を図っておかなければなりません。今年は非常に厳しい経営の運用を図っていく事となると思いますので、毎月の試算表を早く作成し売掛、買掛の動向を常に把握して、この難局を一緒に乗り越えていきましょう。