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所長の税務相談室二回目(親子間の金銭貸借について)

(社長)
先生もご存知の通り私には男子が3人おります。実は次男が家を購入することになり、1000万円を上げようと思っていましたら、長男と三男の反対がありましてお金を貸すこととなりました。その場合贈与ではないですが、親子間の金銭貸借は絶対認められないという課税庁の風潮があると聞きましたが、いかがでしょうか。
 
(所長)
 社長の金銭貸借について信憑性があり、返済期日及び返済の事実等があれば絶対だめということはないです。但し、この場合借用証明書があること、銀行において返済の振込みが毎月あり、利子について社長が所得税の申告がある等の要件は必要になると思います。

(社長)
  先生そう言われても、次男に対する金銭貸借について、通常税務当局は取り扱ってくれるとは思いませんが。
 
(所長)
 社長それは口頭とか電話で相談したからだと思います。
 最初から、金銭貸借の契約書を作成し、さらに、公証役場で公正証書を作成し、社長の預金から次男への預金へ貸付金を振り込み、次男から社長への返済の事実を預金上で示し、利息を年2パーセントぐらいをつけたらどうでしょうか。以上の事実関係を明確にしておいて、税務署の資産購入時の「おたずね」に記載し、その呼び出し時に持参すれば一応認められて頂けると思います。但し、継続調査になると思いますので、1〜2年後に貸付金の返済等を確認して処理することになると思います。
  
(社長)
 先生、良く分かりました。子供達の関係が円満にいくように、次男には貸付金にしたいと思います。
  
(所長)
 社長も簡単な贈与の方がよろしいでしょうが、色々なケースがありますので、今回はわたくし的にはあまり進められるものではないのですが・・・
 課税庁との関係も根気と粘りにより借入が認められるよう頑張りましょう。