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所長の税務相談十八回目(葬式費用こもごも)

(社長)
 先生、先代の葬儀には色々おほねおり頂き誠にありがとうございました。相続税のほうですが、葬式費用がありますと相続税が安くなると先生が前言っておりましたので、今度の葬儀について要した費用を私なりにまとめてみました。そこで相続の申告についてご相談いたしたいと思います。
 まず、先代は生まれが鹿児島県でしたので遠方から親戚の方を呼ぶ事となりました。そこで父の兄が故郷でまだ元気に農業を営んでおりますので親戚一同を連れてきてくださるようお願いしその旅費として200万円を送金したのですがこの費用は如何でしょうか?
(所長)
 社長、心情は良く判りますが相続人全員の了解のもとでおこなっても、残念ながら葬式費用としては認められません。
(社長)
 なるほど、わかりました。先生、親戚の多くが遠方なので葬儀と初七日を併せて宴席を同日に設営し葬儀の帰りに急遽行い300万円を要しました。その支出はどうでしょうか?
(所長)
 社長の諸事情から勘案して葬式費用として計上するのはやむを得ないですが初七日分は認められないので区分して計上することとなります。私のほうで状況に応じて区分を考えてみます。
(社長)
 わかりました、ありがとうございます。次ですけど、先生はご存知の通り父は鹿児島から一人出てきて会社を営み現在に至りそのため墓地がありません。先代も気にして自分で墓地買い入れを申込み、買い入れの手はずでしたが手付けのみで残り500万円の墓地買い入れの未払いが残っておりました。その未払金を死亡後清算し支払いましたがその未払金については如何でしょうか?
(先生)
 社長、墓地の未払金は(通)13−5と6で債務控除できない事になっておりますので、墓地買い入れの未払金は適用されません。