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所長の税務相談室十回目(リース取引の追加について)

(社長)
 先生、以前にリース会計について改正があった旨及びその概要について説明して頂きましたが、その時はまだ改正直後で細部にもう少し時間が経過しないとと言っておりましたが、今回はもう少し具体的に質問をしたいと思います。私の会社ではリース取引について賃貸借取引で処理をしていますが、支払ったリース料を今まで通りリース料の支払う事業年度で消費税法上課税仕入れに計上して、消費税の仕入れ控除とする処理は認められますか?
(所長)
 社長、リース取引については国税庁のホームページにより、リース取引における消費税の取扱いとして、原則はリース料の総額を契約事業年度に一括して課税仕入れとしますが、リース取引を賃貸借取引として各事業年度にリース料を費用として計上した場合は、支払ったリース料を各事業年度で課税仕入れにする事は認められます。したがって問題は無いと思います。この理由は会計基準に基づいた経理処理を踏まえて事業の経理実務の簡便性を考えたからではないかと思います。

(社長)
 先生、現在賃借中のコンピューターは5年のリース期間で、当期決算までのリース費用は課税仕入れとなりますが、残り4年分を一括して来期の課税仕入れとして消費税の仕入れ控除とすることは出来ますか?
 
(所長)
 社長、リース取引については、リース資産の引渡し時を受けた日の属する事業年度の課税期間において一括控除することが原則で、その仕入れ税額控除の時期において賃貸借処理に基づいて分割控除することが認められるので、残額を一括して控除することは認められません。